bitbank.cc(ビットバンク)は、2014年5月に設立されたビットバンク株式会社が運営する取引所で、現物取引を専門としています。
豊富なアルトコインと割安な手数料がウリで、メイン取引所として最も利用されている取引所です。
本記事では、そんなbitbank.ccの概要や長所・短所を詳しく紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。
- 初めて仮想通貨を買う人
- 安定かつ信頼性の高い、無難な取引所を使いたい人
- モナコイン(MONA)、リップル(XRP)の取引をしたい人
bitbank.ccの基本情報

bitbank.ccの基本情報は以下の通りです。
運営 | ビットバンク株式会社 |
---|---|
代表(CEO) | 廣末紀之 |
設立 | 2014年5月 |
資本金 | 11億3100万円 |
形態 | 取引所形式 |
提供取引 | 現物取引 |
ビットバンクでは、独自の情報サイト「BTCN」を運営しており、ビットコインをはじめとする仮想通貨業界のニュースを知るのに有効です。
また、ビットバンクは、現物取引専門のbitbank.ccの他に、信用取引(レバレッジ取引・仮想通貨FX)専門の bitbank Trade(ビットバンクトレード)も運営しています。
bitbank Tradeについては、後ほど解説します。
豊富なアルトコインを取引できる!bitbank.cc の取扱銘柄
bitbank.cc では、仮想通貨の現物取引のサービスを提供しています。
すべての取引が、ユーザー間で取引を行う「取引所」となっているため、買値と売値の差額であるスプレッドがほとんどありません。
取り扱っているコインの一覧は以下の通りです。
・イーサリアム(ETH)
・ビットコインキャッシュ(BCC)
・ライトコイン(LTC)
・リップル(XRP)
・モナコイン(MONA)
bitbank.cc では、ビットコインの他に5種のアルトコインを取り扱っていますが、国内の取引所ではトップクラスの銘柄数です。
そして、この中でも特に取引量が多いのが、モナコイン(MONA)とリップル(XRP)です。
モナコインの取引割合を見てみると、約65%の取引がbitbank.ccにて行われています。
次にリップルの取引割合を見てみると、約20%の取引がbitbank.ccにて行われています。
取引量が多いということは、それだけコインの流動性がいいということなので、取引が成立しやすく、スプレッドも小さくなります。
そのため、モナコインやリップルを取引したいと思ったら、bitbank.cc を利用するのが一番リーズナブルと言えます。
またリップルについては、「XRP(リップル)取引高キャンペーン」が行われており、1週間ごとのXRP取引高が多かった順に賞金(最高10万円)がもらえます。

リップルは、世界で注目されている仮想通貨であり、将来の値上がりが予想されているので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
bitbank.cc の特徴:メリット・デメリット
ここでは、bitbank.ccの特徴をメリット・デメリット交えて紹介していきます。
今なら全コインの取引手数料が無料!?トータル手数料が安い!

bitbank.cc では、現在「手数料無料キャンペーン」をやっており、全てのコインの取引手数料が0%になっています。
となると、仮想通貨の購入にかかる手数料は、買値と売値の差額であるスプレッドのみとなります。
しかし、bitbank.cc ではアルトコインを含めた全てのコインが、ユーザー同士の取引で売買する「取引所」形式であるため、スプレッドは非常に狭くなっており、トータルの手数料を安く済ませることができます。
こちらは期間限定のキャンペーンとなっていますが、過去同じキャンペーンがずっと延長で継続されてきたことから、今回の対象期間後もしばらくは続く見込みです。
特に、将来的な利用が期待されているリップル(XRP)を、「取引所」形式で売買できて、取引手数料も無料になるのは、国内だとbitbank.cc しか無いため、リップル(XRP)を取引したいユーザーには一番オススメできる取引所ですね。
レンディングサービスで着実に増やす!「貸して増やす」

bitbank.cc では、仮想通貨のレンディング(貸し出し)サービスである「貸して増やす」を定期的に募集しています。
これは、bitbank.cc にユーザーが保有するビットコインを一定の期間だけ貸し出し、3%〜5%の利息を得る、というサービスです。
貸し出している期間は、取引に利用できなくなってしまいますので、長期的に保有する予定のコインのみを預けたほうがいいですね。
セキュリティは万全!BitGoと提携

bitbank.cc では、仮想通貨のコールドウォレット保管(非ネット接続での保管)と、仮想通貨を移動する場合のマルチシグ(複数人の承認)を採用しており、強固なセキュリティを保っています。
ただ、bitbank.ccも取引所である以上、取り扱う仮想通貨の流動性・利便性を確保するためには、ある程度のコインをネットワークに接続した状態(ホットウォレット)にしておく必要があります。
そこでbitbank.cc では、このホットウォレットの管理をビットコインウォレット専門企業であるアメリカのBitGo社と提携し、管理することでセキュリティを高めています。
ユーザーの仮想通貨を引き出す際には、bitbank.ccとBitGoの2社による電子署名が必要となり、1社のみの裁量でユーザー資産が引き出せないようになっています。
トレードチャートは世界標準の TradingView!

bitbank.cc のメリットとして、取引画面のわかりやすさがあります。
そして、取引を行う上で重要な相場チャートには、世界のトレーダーが愛用するTradingViewを採用しています。
そのため、単純な見やすさはもちろん、今が買い時なのか売り時なのかを判別したり、コイン購入の目標価格ラインを描いてみたりと、分析にも利用することができます。
スマホアプリもあります!使い勝手はGood!

bitbank.cc はスマホアプリもリリースしており、アプリから資産の確認や取引を行うことができます。
アプリの画面は、実はスマホブラウザでbitbank.ccの取引画面を表示された時と同じ画面構成となっており、アプリから取引するのもブラウザから取引するのも、同じように行うことができます。
動作もサクサクと動くので、使い勝手がいいですね。
bitank.cc との違いは?レバレッジ取引の bitbank Trade(ビットバンクトレード)!

基本情報で名前が出てきましたが、運営元のビットバンク株式会社は、自分の資金以上の額を取引できる「レバレッジ取引」を専門とする取引所:bitbank Trade(ビットバンクトレード)も運営しています。
bitbank Trade は、香港の仮想通貨取引所OKCoinのトレードシステムを利用しており、bitbank.ccとの違いは以下の通りです。
・3種類(週もの、月もの、四半期もの)のレバレッジ取引ができる
・日本円の取扱いが無い
レバレッジ取引に興味がある方なら、bitbank Tradeも開設して使ってみるといいでしょう。
ただし、bitbank Tradeは初心者にあまり向いていません。
その理由は以下の2つです。
②3種類のレバレッジ取引には、決済の期限がある
そのため、もし「初心者だけどレバレッジ取引をやってみたい」という方は、より初心者向けのGMOコインかDMM Bitcoinの口座を開設して利用してみることをおすすめします。
bitbank.cc のちょっとイマイチなところ
イーサリアム(ETH)とライトコイン(LTC)はBTC建て取引のみ
他の取引所では日本円での取引ができることが多いのですが、bitbank.ccにおいては、イーサリアム(ETH)とライトコイン(LTC)はBTC建て取引のみとなっています。
つまり、bitbank.ccでイーサリアムやライトコインを購入するには、一度ビットコイン(BTC)を購入して、その購入したビットコインで目的のコインを購入する、という2つの取引を行う必要があります。
正直なところ、結構面倒くさいですし、思いついた時にすぐ購入できないこともありうるので不便ですね。
それでも、キャンペーン中であれば手数料が無料となるので、手間を我慢すれば余計な手数料を払うことなく購入はできます。
手数料無料キャンペーンがいつ終わるかわからない
bitbank.cc の手数料無料というのは、あくまでも「キャンペーン」によるものです。
そのため、bitbank.ccのさじ加減次第で、今後のキャンペーンが終了し、手数料が有料になってしまう可能性があります。
そのため、bitbank.ccだけでなく、同じく手数料の安いZaifなど、他の取引所を合わせて持っておくと、このリスクを保障できるのでオススメです。
bitbank.ccの特徴まとめ
- 取扱は現物のみ6種類
- モナコイン、リップルの取引量がトップクラス
- 取引手数料無料キャンペーン中でお得!
- レンディングサービス有り
- セキュリティは強固で安心
- 取引画面もチャートも見やすい
- スマホアプリもGood
bitbank.cc は強固なセキュリティ・使いやすいツール・割安な手数料のため、初めて仮想通貨を取引するという方から、ベテラン投資家・トレーダーまで幅広く人気のある取引所です。
もし最初に開設する取引所ということでしたら、一番におススメできる取引所ですので、これを機会に口座を開設してみてはいかがでしょうか?