仮想通貨の種類はいくつある?将来性の高いコインの特徴と取引所はどこ?

投資を始めたいと思っている方も、既に株式や信託などの投資をしている方も、新たな投資対象として仮想通貨を視野に入れているのではないでしょうか。

一言で仮想通貨と言っても、種類がたくさんあり、それぞれに特徴があります。また、通貨によって扱っている取引所が少ない場合があり、投資のしやすさもそれぞれ異なります。

今回は、仮想通貨の種類と将来性の高いコインの特徴をまとめ、代表的な国内の取引所を紹介します。

仮想通貨の種類はどのくらいあるのか?

仮想通貨の種類はどのくらいあるのか?

まず、仮想通貨の種類はどのくらいあるのでしょうか。仮想通貨の投資を始める前に、仮想通貨市場の現状を把握しておきましょう。

世界中で発行されているのは1500種類以上と言われている

世界中で発行されている仮想通貨の種類は、1500種類以上と言われています。

世界初の仮想通貨であるビットコインは、最もメジャーで時価総額も断トツ1位の仮想通貨です。

それに対して、ビットコイン以外の仮想通貨を総称してアルトコインと言います。

このアルトコインには、マイナーなものからメジャーなものまで、実に様々な種類があります。

日本で取引できる仮想通貨の種類は15種類前後

世界には1500種類以上の仮想通貨がありますが、日本で取引できる仮想通貨は15種類前後です。

確認できるだけで、ビットコイン(Bitcoin:BTC)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash:BCH/BCC)、ダッシュ(Dash:DASH)、イーサリアムクラシック(ETC)、イーサリアム(ETH)、ファクトム(FCT)、リスク(LSK)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、キャッシュ(QASH:QASH)、オーガー(Augur:REP)、ネム(XEM)、モネロ(XMR)、リップル(XRP)、ジーキャッシュ(ZEC)の15種類があります(アルトコインは単位のアルファベット順)。

ただし、2018年1月26日に起こった仮想通貨取引所コインチェックのネム(XEM)不正流出事件により、現在コインチェックは取引を停止しています。

国内ではコインチェックでのみ取引可能だった仮想通貨については、現時点では取引できないものもあります。

また、その他トークンを含めると、国内で取引できる仮想通貨はもう少し多くなります。

金融庁に仮想通貨交換業者として登録している取引所の一覧はこちらからご覧ください。

各交換業者の公式サイトで取引できる仮想通貨の詳細が確認できます。

国内で取引できる代表的な仮想通貨の特徴

国内で取引できる代表的な仮想通貨の特徴

国内の仮想通貨取引所で取引可能な通貨について、代表的なものの特徴を簡単にまとめます。時価総額の大きい上位10種類を紹介します(仮想通貨の時価総額上位100-CoinMarketCap:2018年6月18日現在)。

ただし、「日本で取引できる仮想通貨の種類は15種類前後」で列挙した仮想通貨のうち、コインチェックでのみ取り扱いのある通貨は省きます。

BTC(ビットコイン)

ビットコインは、Satoshi Nakamoto名義で2008年に発表された論文に基づき、2009年にスタートした世界初の仮想通貨です。

最もメジャーで、国内でも決済に使えるお店やサービスが増えてきています。BTCという単位で表されます。

公式サイト:bitcoin(https://bitcoin.org/ja/

ETH(イーサリアム)

イーサリアムは、Ethereum Foundationによって運営されているプラットフォームのことで、このプラットフォーム上で発生する支払いに用いられるのが仮想通貨のイーサリアムです。

スマートコントラクトという技術を採用していることが特徴です。ETHという単位で表されます。

公式サイト:Ethereum Project(https://www.ethereum.org

XRP(リップル)

リップルは、Ripple社が提供する仮想通貨で、最大の特徴は、決済速度が速いことです。

そのため、送金してから承認されるまでの間に市場の影響を受けにくいというメリットがあります。XRPという単位で表されます。

公式サイト:Ripple(https://ripple.com/jp/

BCH(ビットコインキャッシュ)

ビットコインキャッシュは、2017年8月にビットコインをハードフォークして誕生しました。

ビットコインには、処理速度が遅いという問題があります。

この問題を解決するため、ビットコインをハードフォークしてビットコインよりもブロックサイズを大きくしたのが、ビットコインキャッシュです。

これによって、処理速度の向上を図りました。BCHまたはBCCという単位で表されます。

公式サイト:bitcoincash(https://bitcoincash.org/ja/

LTC(ライトコイン)

ライトコインは、ビットコインを補完する目的で開発された仮想通貨です。

そのため、ビットコインよりも認証時間が短く、素早い送金が可能となります。

発行枚数上限は8,400万枚で、ビットコインの4倍に設定されています。LTCという単位で表されます。

公式サイト:litecoin(https://litecoin.org/ja/

XEM(ネム)

ネムは、bitcointalkのフォーラムのutopianfutureというハンドルネームのチームによって、新しい経済圏を作ることを目標として開発された通貨です。

New Economy Movement(新しい経済運動)の頭文字が名前の由来となっています。

XEMという単位で表されます。

公式サイト:NEM(https://nem.io

ETC(イーサリアムクラシック)

イーサリアムクラシックは、2016年7月にイーサリアムから分裂する形で誕生しました。

2016年6月にイーサリアムを利用したプロジェクトthe DAOのプログラム上の脆弱性を突かれ、約360万 ETH、当時の価値で約65億円を不正に送金されてしまうという事件が起こりました(the DAO事件)。

この事件がきっかけとなり、2016年7月にイーサリアムがハードフォークされ、誕生したのがイーサリアムクラシックです。

ETCという単位で表されます。

公式サイト:ethereum classic(https://ethereumclassic.github.io

LSK(リスク)

リスクは、スイスのLisk Foundationが開発しているプラットフォームのことで、このプラットフォーム上でサービスを利用する際の支払い方法に仮想通貨としてのリスクがあります。

イーサリアムとよく似ていることから、比較して語られることが多いです。

LSKという単位で表されます。

公式サイト:Lisk(https://lisk.io

MONA(モナコイン)

モナコインは、2013年12月に誕生しました。

5ちゃんねるのチャットが発端となり開始された日本初の仮想通貨です。

ビットコインが送金遅延の解決策として導入を考えていたSegwitを世界で初めて導入したこともモナコインの特徴です。

MONAという単位で表されます。

公式サイト:Monacoin project(https://monacoin.org

QASH(キャッシュ)

キャッシュは、QUOINE株式会社が発行する仮想通貨です。

QUOINE株式会社は、世界中に点在する仮想通貨取引所に流動性を供給するQUOINE LIQUIDプラットフォームを構築しています。

このプラットフォームを用いて将来的に目指すサービスのためにICOを行い、発行されたのがQASHトークンです。

現状ではキャッシュを決済に使うことはできませんが、最終的には、キャッシュが金融サービスにおけるビットコインのような決済通貨になることを目指しています。

QASHという単位で表されます。

公式サイト:LIQUID(https://liquid.plus/ja/

注目が集まっている仮想通貨の特徴

注目が集まっている仮想通貨の特徴

国内で取引できる仮想通貨以外で、現在注目が集まっている仮想通貨についてもいくつか紹介しておきます。

QTUM(クアンタム)

クアンタムは、シンガポール発祥のブロックチェーンプロジェクトです。

このプロジェクトのICO通貨として、クアンタムが発行されました。

ビットコインの長所であるオープンソースブロックチェーンとイーサリアムの長所である分散型のスマートコントラクトをあわせ持っているのが特徴です。

QTUMという単位で表されます。

公式サイト:QTUM(https://qtum.org/en/

Nano(ナノ)

ナノは、2018年1月にRaiBlocks(XRB)がブランドを再立ち上げするのに伴い、通貨名をNano(NANO)に変更して誕生しました。

通常他の仮想通貨が用いているブロックチェーンとは異なり、DAGと呼ばれる技術が使われていることが特徴です。

NANOという単位で表されます。

公式サイト:NANO(https://nano.org/en/

BNB(バイナンスコイン)

バイナンスコインは、2017年7月に仮想通貨取引所のバイナンスがICOのために発行を開始したトークンです。

そのため、バイナンスの信頼性や成長に影響を受けやすい通貨と言えます。BNBという単位で表されます。

公式サイト:BINANCE(https://www.binance.com

ZEC(ジーキャッシュ)

ジーキャッシュは、2016年10月に公開された仮想通貨で、ゼロ知識証明と呼ばれる高い匿名性が特徴です。

2017年5月に大手金融グループのJPモルガンと提携し、一気に知名度を上げました。

ZECという単位で表されます。

公式サイト:ZCASH(https://z.cash

ICX(アイコン)

アイコンとは、韓国のブロックチェーン関連企業the loop社が開発したブロックチェーンプロジェクトのことで、このアイコンネットワーク上で使用されるのが仮想通貨としてのアイコン(ICX)です。

この特徴から、しばしば韓国版イーサリアムと紹介されます。

ICXという単位で表されます。

公式サイト:icon(https://icon.foundation/?lang=en

仮想通貨の取引所はどのようにして選べば良いのか

仮想通貨の取引所はどのようにして選べば良いのか

2018年1月26日に起こったコインチェックのネム(XEM)不正流出事件により、仮想通貨取引に対して悪いイメージを持った方もいるのではないでしょうか。

仮想通貨を始めてみたいけど、あんな事件が起こったら困る・・・と不安になってしまいますよね。

そこで、次は仮想通貨取引所を選ぶポイントを紹介します。

セキュリティがしっかりした取引所を選択する事

先述したコインチェックのネム(XEM)不正流出事件は、仮想通貨自体の問題ではなく、コインチェックのセキュリティ体制の甘さを突かれて起こったものです。

このことからも、セキュリティがしっかりした取引所を選択することが大切です。

取引所のセキュリティがしっかりしていないと流出の可能性も!

コインチェックで不正に流出してしまった原因は、ネム(XEM)をホットウォレットで管理していたことにあります。

取引所を選ぶ際には、仮想通貨をどのように管理しているのかをきちんと確認しておきましょう。

仮想通貨NEMの不正送金に関するご報告と対応について-Coincheck

オンラインウォレットだけじゃなくハードウォレットも使う

ウォレットには、大きく分けてホットウォレットとコールドウォレットがあります。

ホットウォレットは、インターネットに接続した状態で仮想通貨を管理するウォレットで、コールドウォレットは、インターネットから完全に切り離された状態で仮想通貨を管理するウォレットのことを言います。

ホットウォレットには、WEB上にアカウント開設して利用するオンラインウォレットと自分の端末にソフトウェアをダウンロードして利用するソフトウェアウォレットがあります。

コールドウォレットには、USBのような外部記憶媒体に保管して利用するハードウォレットと紙に印刷して利用するペーバーウォレットがあります。

ホットウォレットに比べ、コールドウォレットの方がセキュリティが高くなります。

つまり、コインチェックの場合、ネットワークに接続されたホットウォレットで管理していたため、攻撃を防げなかったということです。

通常は、セキュリティと利便性の面から、ホットウォレットとコールドウォレットを併用して使います。

海外の取引所を使う時は日本語に対応していないところが多い!

日本で仮想通貨交換業者に登録している取引所でなくても、海外の取引所を利用することでも仮想通貨の取引を行うことができます。

そのような海外の取引所の場合、日本語に対応していないことが多いです。

あまり外国語が得意でない人にとっては、取引しにくいこともあるでしょう。

国内の取引所では扱っていない仮想通貨をどうしても取引したい、世界最大級の取引所を使いたいなどといった場合には利用してみるのもいいと思います。

ただ、日本語の方が安心という方は、まず国内の取引所を利用してはいかがでしょうか。

国内で仮想通貨取引ができる取引所とその特徴

国内で仮想通貨取引ができる取引所とその特徴

国内で仮想通貨交換業者として登録している代表的な取引所とその特徴を紹介します。

金融庁に仮想通貨交換業者として登録している取引所の一覧はこちらからご覧ください。

bitFlyer

公式サイト:https://bitflyer.com/ja-jp/

ビットフライヤーは、2014年4月にサービスを開始した国内初の仮想通貨ビットコイン販売所(取引所)です。

資本金が41億円と非常に多く、大企業が株主となっていることから、企業としての信頼性が高いという特徴があります。

取引できる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リスク(LST)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)の7つです。

DMMビットコイン

公式サイト:https://bitcoin.dmm.com

DMMビットコインは、2016年11月に設立された仮想通貨取引所です。

レバレッジ取引ができる仮想通貨の種類が豊富であるという特徴があります。

取引できる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCC)、イーサリアムクラシック(ETC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ネム(XEM)、リップル(XRP)の7つです。

bitbank

公式サイト:https://bitbank.cc
(ビットバンク株式会社の公式サイト:https://bitcoinbank.co.jp

ビットバンクは、シンプルで軽量・高い機能性・最先端のセキュリティを売りにしているビットコイン・仮想通貨取引所です。

手数料が安く、アルトコインを安く買えるという特徴があります。

取引できる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、リップル(XRP)の6つです。

Zaif

公式サイト:https://zaif.jp

ザイフは、テックビューロ社が運営している仮想通貨取引所です。

仮想通貨ネム(XEM)に予定されているアップグレードにカタパルトと呼ばれるプロジェクトがあります。

これは、テックビューロ社によって開発されたプラットフォームmijinに改良、修正を加えたプロジェクトのことです。

このように、ザイフは、ネム(XEM)と深い関わりがある取引所と言えます。

取引できる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCC)、イーサリアム(ETH)、モナコイン(MONA)の4つです。そのほか、8種類のトークンとCOMSAも取引することができます。

QUOINEX

公式サイト:https://ja.quoinex.com

9種類の法定通貨と5種の仮想通貨で52種類の通貨ペアの取引ができる仮想通貨取引所です。

100%コールドウォレットで管理することで、セキュリティ対策を徹底しているという特徴があります。

取引できる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、キャッシュ(QASH)、リップル(XRP)の5つです。

BITPoint

公式サイト:https://www.bitpoint.co.jp

ビットポイントは、2016年3月に設立された仮想通貨取引所です。

2017年9月に仮想通貨交換業者への登録が完了しています。

親会社は東証二部情報のリミックスポイントです。

取引できる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の5つです。

GMOコイン

公式サイト:https://coin.z.com/jp/

GMOコインは、2016年10月に設立された仮想通貨取引所で、東証一部上場のGMOインターネットグループの企業です。

取引できる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の5つです。

仮想通貨の種類のまとめ

仮想通貨の種類のまとめ

今回は、主に日本で売買できる仮想通貨と国内の取引所を紹介しました。

1500種類以上もの仮想通貨があると言われている中で、日本の取引所で扱っているのは15種類前後と少ないですが、人気のあるメジャーな仮想通貨は日本でも取引可能です。

仮想通貨を取引してみたいと考えている方は、まずは日本の取引所でメジャーな通貨から始めてみるのはいかがでしょうか。